榎本秋と榎本事務所が、20年以上に渡る「創作」「編集」「指導」の3分野における経験をもとに確立したエンタメ小説を書くための基礎となる方法論です。プロット(小説の企画アイディア)も長編小説執筆もこのメソッドをもとに書くことで、読みやすくわかりやすい作品を作ることができます。
メソッドをもとに精進することで、デビュー後も一発屋ではなく商業小説家として安定した執筆ができるようになります。
エンタメ小説を書き上げるための論理的な8つの方法論。
要素をクリックすると、それぞれの詳細な解説に移ります。
物語で書きたいことを明確にする
読者が感情移入できるキャラクターをつくる細かい質問に答えて人物像を固める物語における行動動機・目的(目標)を必ず作る
舞台装置に徹し、キャラクターの活躍を第一にする
あらかじめシーン(50程度)を作っておく細かいエピソードを日頃から考える
主語がはっきりわかるようにする接続詞を減らし、1文を短くするガイド(場所や時刻の描写)を常に心がける
好奇心旺盛に、得た物事を記録する
たくさんプロットを作り、物語の質を高める
全体を見直し、盛り上がりがあるか確認する
プロットをつくり、書き始めたら必ず完成させてください。書けないところは箇条書きでいいので、まずは完成させましょう。自分が立てたプロットがどのような長編になるかを知ること。また指導者からすると、長編の文体・雰囲気がわかることで個性に応じたアドバイスができます。榎本事務所は、フラットな視点から作品を客観的に評価します。
あなたの長編作品を、プロが客観的に徹底講評
長編講評の詳細・お申込みあれもこれも書きたい気持ちはわかります。しかし、物語に芯となる部分がないと読者も何を楽しみにその物語を読んだらいいかわかりません。物語に感情移入してもらうためにも、芯となるテーマはきちんと作りましょう。
主人公に感情移入できるのが一番いいですが、それが難しい場合は狂言回しや読者が共感しやすい人物を用意して、物語に感情移入できるようにしましょう。
主要なキャラクターにさまざまな質問をし、キャラクター性を浮き上がらせましょう。所作、口癖、外見、性格、価値観などでキャラクターを個性付けることが大事です。
その物語において主人公はどういったバックボーンを持って物語が始まったのか。そして、その物語において何を成し遂げるのか。主人公が目指すものをはっきりさせることで物語はわかりやすいものになります。
世界設定を作ることはとても大事です。しかし、つくった設定をなんでもかんでも出さないようにしましょう。設定を覚えないと読めない作品は、読者にとってハードルが高いためです。最低限の状況描写やセリフで世界を効果的に見せましょう。
プロットができたらいきなり執筆するのではなく、具体的なシーン割を約50ほど作りましょう。プロットのみの設計図だと執筆途中で迷うことが多いためです。
今までの経験だと、長編小説の場合50シーン前後が適切です。こちらを作っておくことでより詳細な設計図が手に入りますので、執筆途中で困ることが減ります。
日常生活の中で印象に残ったり、面白いと思ったことを書き留めたり、発想してみたりしましょう。実際のエピソードは普段でも起こることのほうが、架空の世界観でも実感を持てます。
文章を読みやすくするコツは【一文を短くする】【接続詞】を減らすことです。係り受けが増えるほど文章の意図を取るのが難しくなってきます。まずは、シンプルでわかりやすい文章を目指しましょう。
ガイド。シーンごとに場所・時刻・そこにいる人物などを明示することを意味する榎本メソッドの独自用語です。これを行うことにより、読者が物語を読み進めやすくなります。
手書きメモ、ボイスメモどちらでもいいので、メモをとる癖をつけましょう。読んで感動した本。ドラマ、アニメ、映画でも。外出時に感動したことや気になったことでもokです。なにか特別なものを買ったら、そのときの気持ちが大事なのでメモしましょう。年齢ごとの経験はその時でしかできません。一期一会を大事にしましょう。
最終的に、小説が面白くなるかはプロット段階で決まることがほとんどです。一部プロットがないほうが書ける方もいますが、基本的には良いプロットを作れると長編小説の出来も上がると思ってください。
プロットは数が大事です。できれば毎週1本はプロットを作るべきだと思います。たくさんのプロットがあれば商業出版デビューをした後に編集さんに見せられる数も増え、それだけチャンスも増えます。どれだけのプロットの手数があるかはデビュー後を左右します。
長編を書き上げたら読み返し、物語の盛り上がり、どんでん返しなどの盛り上がりポイントを中心に、波線グラフを作ってみましょう。盛り上がるポイントが少なかったりラストに向けて盛り上がっていなかったりしたら、盛り上がるエピソードを入れてみましょう。
※波線グラフのイメージ。盛り上がりがラストに向けて高まっているかを確認します。
多くの受講生が、榎本メソッドからプロ小説家の道へ
榎本メソッドで学び、実践した皆さんが、さまざまな新人賞を受賞、小説家デビューという夢を掴み取っています。当講座の強みは、「作家自身が自立して書き続けられるメソッド」を教えること。
デビューはスタートに過ぎず、息の長いプロ活動を続けられる実力を体系的に習得します。