2026.04.24
〈エノマガ〉vol2.にて創作ゼミに挑戦してくれたスタッフBさん。今回はスタッフBさんにインタビューという形で感想などを聞いてみました。
Q.創作ゼミの課題をやってみてどうでしたか?
A.「やっぱり自分は物語を書くのが好きなんだな」と再確認できたのが一番の収穫です。学生時代、新人賞に応募した時のあの独特の「世界を構築していくワクワク感」が蘇ってきました。
リアルな体験も少しだけ混ぜたかったので、年始に行った初詣と、日本古来の八百万の神々というスピリチュアルな要素をミックスさせてみました。
Q.苦労した点などあれば教えてください。
A.初詣を取り入れようとはすぐに思いついたのですが、それをどう使うかは悩みました。日本中の初詣客が消えるという、ある種「バカげた大事件」にすることで長編になりえる設定にはなったのですが、国を巻き込む大事件だから政府を動かさなきゃいけない、でも主人公はいた方がいい……と芋づる式に考えることが増えていって(笑)。
あとは神の「息吹」や「気配」といった抽象的な表現を言葉にするのは、久々の執筆ということもあって苦戦しました。
Q.新人賞応募経験があるとのことですが、物語を考えるコツがあれば教えてください。
A.受賞したわけではないので偉そうに言える立場ではないのですが、私が大切にしているのは「日常の違和感を無視しないこと」です。今回も、「みんな、本当に神様を信じて初詣に行っているのかな?」という、ふとした疑問から膨らませました。実際に私も、イベントを楽しむ目的で初詣に行っている節があるので……(笑)。「もし神様が本当にいて、今のブームを見たら怒るんじゃないか?」という仮説を立て、それを初詣客の失踪に繋げてみました。
Q.講評を受けた感想は?
A.「主人公と政府の差を明確にすべき」という指摘は、目から鱗でした。考えていた時は「政府=物量作戦」「主人公=信仰心」と自分の中で分けていたつもりでしたが、客観的に見れば「両方神社を回っているだけ」に見えてしまいますよね。
「自分事感」という指摘も、設定の壮大さに満足してしまい、主人公の内面描写を疎かにしていたかもしれないなと気付かされました。
スタッフBさん、ありがとうございました!
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スタッフBさんが挑戦してくれた課題は〈エノマガ〉vol2.で掲載中!