榎本メソッド体験ワークショップ
「物語が作れない」とお悩みの方必見!【榎本メソッド体験ワークショップ】は、2時間のワークで小説のあらすじを完成させ、プロからその場で個別アドバイスがもらえる実践講座です。
独学では思いつかない、展開に行き詰まってしまう……という壁をプロの指導で突破してみませんか? 初回限定3,000円で本講座に使える割引クーポン付き!
講座の詳細を見る2026.10.01
刺激的な芸術にあふれる秋は、私たち創作者にとっても心が躍る季節です。さまざまな芸術に触れた脳は、きっと新しい物語を生み出したがっているはず。
狙った公募の締切に向けてラストスパートをかけるも良し、新しい作品の構想を練るも良し。今月もあなたのペンが走るような、創作のヒントと熱量をお届けします。
物語と向き合う時間を、一緒に楽しんでいきましょう!
「物語が作れない」とお悩みの方必見!【榎本メソッド体験ワークショップ】は、2時間のワークで小説のあらすじを完成させ、プロからその場で個別アドバイスがもらえる実践講座です。
独学では思いつかない、展開に行き詰まってしまう……という壁をプロの指導で突破してみませんか? 初回限定3,000円で本講座に使える割引クーポン付き!
講座の詳細を見る書き上げた長編作品、【長編講評】でプロの視点でチェックしてみませんか? 講師陣が物語の構造や課題を徹底分析し、商業クオリティへ引き上げる具体的な改善策を伝授します。
さらに、総評Bランク以上でプロへの道を支援する〈研修生制度〉へご案内! 多くのリピーターに選ばれている定番講座です。公募応募前の最終チェックや作品のブラッシュアップにぜひご活用ください。
講座の詳細を見る「面白さが伝わるか」「話の展開に無理はないか」など、プロット制作の悩みをプロが解消します!
書式自由・計2,400字以内なら最大3作品まで提出可能。物語の骨組みをプロの視点で徹底チェックし、魅力を引き出す的確なアドバイスをお届けします。
迷っている複数のアイデアの比較や、公募前の最終確認にもおすすめの講座です。
講座の詳細を見る先月開催した【榎本メソッド体験ワークショップ】のテーマは【貴種流離譚】でした。
言葉としては耳馴染みのない人も、「高貴な生まれの人間(神など人外の場合もある)が何らかの理由で故郷を追われ、数々の試練を乗り越えて元の地位を取り戻すストーリー」と聞けばイメージしやすいのではないでしょうか。
貴種流離譚ではほとんどの場合、「追放」「冒険(試練)」「復権」の3つがセットになっています。たとえば身分を剥奪され追放された後、庶民としての暮らしに満足して復権を放棄してしまったら、それは貴種流離譚ではなく「スローライフもの」など別のストーリーになります。
ミステリーといえば、ひと昔前は殺人事件を題材とした本格的な推理ものを連想させましたが、現在では「人が死なない」ミステリーも増えてきました。
「トリックなんて考えられないし、なんだか難しそう」と小説家志望者から執筆を敬遠されやすいジャンルですが、日常のちょっとした謎を解く物語でもミステリーとして成立しますよ。
【ミステリー】のあらすじを書いて講評がもらえるワークショップの日時は下記のとおりです。
10月24日(土)15時~17時
他にもたくさんのジャンルをご用意しているので、ぜひチェックしてみてください!
新人賞の一次選考で落選してしまった方に向けた、面談メインの新講座が始まります!
「自分の作品のどこがダメで落ちてしまったのか、弱点を知りたい」「プロの視点で直接アドバイスが欲しい」という切実なお声に応え、指導歴20年以上、当マガジンのコラム執筆も手掛ける榎本秋(榎本メソッド小説講座-Online-・主宰)が直接面談を行います。
事前にご提出いただく作品本文とあらすじを直接拝読した上で、全体構成やキャラクターの魅力、読みやすさなどをチェック。作品全体の課題と今後の具体的な改善方向をお伝えします。
開催は月に1回、先着4名様限定のご案内となりますので、一次の壁を突破したい方はぜひお早めにお申し込みください!
【榎本秋プロデュース ストーリー発想力がぐんぐん身につく創作ゼミ】は、毎月提示される榎本秋と榎本事務所厳選のテーマに沿った400字あらすじを提出し、個別講評で発想力を徹底的に磨ける講座です。
創作ゼミがどのようなものかをより詳しく知っていただきたく、実際の課題と講評さながらのお題を榎本事務所スタッフBが挑戦!
ぜひ創作ゼミを疑似体験してみてください。
榎本事務所の新人スタッフ。
学生時代少し小説を書いており、1度だけ新人賞に応募も。
就職して以降は久しく創作はしていなかったので、今回のお題に腕が鳴ります。
「時事ネタ」はその時期ならでは、あるいは最近起きた事件・出来事をエンタメのネタとして取り込むことです。新鮮だからこその面白さもありますが、何よりも時期ごとにバラエティ豊かなネタがあるため、発想の練習で活用するのに適しています。
今回は秋が読書やグルメ、旅行などにふさわしい季節であることから、10月の時事ネタとして「趣味」をキーワードに考えてみましょう。趣味から特別な人に出会ったり、趣味のせいでトラブルに巻き込まれたり、異常に趣味にこだわる人物に出会ったり、あたりが定番でしょう。
「趣味」から連想されるネタで400文字程度のプロットを作ってみましょう。
イベントへ行けない人に代わってアイドルを応援する「推し活代行」を始めたあゆみ。地方で親を介護する依頼人・箕花のため、とあるアイドルの公演に通ううち、本気でファンになってしまう。
ある日、アイドルから顔を覚えられ喜んで報告すると、箕花から契約終了を告げられてしまう。「私の代わりで応援に行っていたはずのあなたが特別になるなんて」。あゆみは驚くが箕花が何年も送り続けたファンレターのことを知り、その思いに便乗していただけと気づく。
直後、あゆみはファン代表として記念配信への出演を依頼される。出演は仕事の宣伝になるが、このままでは箕花の応援を横取りしてしまう。あゆみは箕花に事情を話し、2人で出演することを提案。配信で代行だったと明かし、画面越しの箕花へ話をつなぐ。アイドルは手紙の差出人を覚えており、初めて本人に礼を言う。あゆみは応援の名義を明らかにする方針で仕事を再開する。
「推し活代行」というテーマが非常に現代らしく、多くの共感を集められそうな素晴らしいアイデアです。『>出演は仕事の宣伝になる』とありますが、配信で代行を明かして宣伝をするのは無理があるのではと思えます(一般的なファン心理だと炎上してもおかしくない案件のため)。また、あゆみはアイドルのファンでありながら業者であることを知られてしまいましたが、今後アイドルとはどう関わっていくのでしょうか。
いかがでしたか?
ご興味を持たれた方、自分も挑戦してみたいと思われた方、ぜひ【榎本秋プロデュース ストーリー発想力がぐんぐん身につく創作ゼミ】を受講ください!
【榎本メソッド小説講座-Online-スタッフブログ〈エノログ〉】では後日スタッフBが今回の講評の感想をアップします。
よろしければチェックしてみてください!
「受講すれば本当に実力がアップするの?」
「改善点を指摘されても、どう直せばいいかわからない……」
そんな悩める小説家志望者の方に向け、榎本メソッド小説講座の講評で作品がどう変化するのか、わかりやすくBefore&Afterをご用意しました!
実際に講評前と講評後で作品がどう変化するのか、ぜひ比較してみてください。
(※例題は一部抜粋となります)
「次の授業に向けて学校の廊下を歩く」というシチュエーションで、800文字程度の文章を書きましょう
チャイムが鳴り響いた。無愛想で有名な数学の教師が「今日はここまで」とだけ言い残し、挨拶もそこそこに教室を出て行く。次は移動教室で美術の授業だ。私は机の横にかけてあったカバンから、スケッチブックを慌ただしく取り出した。
廊下に出ると、すでにたくさんの生徒たちが行き交っていた。次の授業に遅れないように急ぐ人や、友達と笑いながら話している人など。窓からは秋の柔らかい日差しが差し込んでいて、廊下をほんのりと照らしていた。グラウンドからは、体育の授業をやっている大きな声とボールを蹴る音が聞こえてくる。
私は人混みを避けながら、静かに廊下の端を歩いた。すれ違ったクラスメイトが「次の美術、課題提出だよね?」と少し焦った顔で話しかけてきたので、「うん」と答えて微笑んだ。美術室の重いドアが見えてきて、私は少しだけホッとした。
・『>次の授業に遅れないように急ぐ人や、友達と笑いながら話している人など。』→述語が不足している。前の『>廊下に出ると~行き交っていた。』と繋げて読むと意味は伝わるが、体言止めを使う意味(テンポの調整や余韻を残す)はあまり感じられないため、述語を補った方が自然。
・主人公が廊下を歩いているのは授業間の休憩時間と思われるが、なぜ体育の授業の声が聞こえるのだろうか? 延長している、あるいは早く始まっているというイレギュラーなら、主人公が不思議に感じる描写を入れた方が良い。
・最後に『>美術室の重いドアが見えてきて、私は少しだけホッとした。』とあるが、それまで主人公は緊張していたのだろうか? だとすれば何に緊張していたのだろうか。
チャイムが鳴り響いた。無愛想で有名な数学の教師が「今日はここまで」とだけ言い残し、挨拶もそこそこに教室を出て行く。次は移動教室で美術の授業だ。私は机の横にかけてあったカバンから、スケッチブックを慌ただしく取り出した。
廊下に出ると、すでにたくさんの生徒たちが行き交っていた。次の授業に遅れないように急ぐ人もいれば、友達と笑いながら話している人もいる。窓からは秋の柔らかい日差しが差し込んでいて、廊下をほんのりと照らしていた。グラウンドからは、早めに集まって授業の準備をしているであろう生徒たちの賑やかな声が聞こえた。もうすぐ体育祭だから、気合の入っている子が多いのだ。
私は人混みを避けながら、静かに廊下の端を歩いた。すると、すれ違った西田さんが「次の美術、課題提出だよね?」と少し焦った顔で話しかけてきた。
「うん」と答える声は不自然に震えていなかっただろうか。たった二音だけだから大丈夫、と私が自分に言い聞かせる間に、もう西田さんはいなくなっていた。
クラスメイトの西田さん。悪い子じゃないとわかっているけれど、人類みんな友達って感じで誰にでもぐいぐいいくところが、私は少し苦手だった。
美術室の重いドアが見えてくる。無意識に握り込んでいたこぶしを開いて、私はホッと息を吐いた。
・指摘のあった一文に述語を追加して読みやすくした。
・休み時間のグラウンドの様子とし、説得力を持たせるために体育祭前という情報を追加した。
・主人公が緊張していた理由を「苦手なクラスメイトに突然話しかけられたから」とした。
プロの視点を入れることで、作品は劇的に変化します!
あなたの作品も、榎本メソッドの講評でレベルアップさせませんか?
時間をかけて書き上げ、推敲もして応募した。それなのに、通過者の中に自分の名前がない。がっかりするでしょうし、原稿を見返すのも嫌になるかもしれません。
そんなとき、無理にすぐ前向きになろうとする必要はありません。ただ、「自分には才能がない」と決めつけて、書くことまでやめてしまうのは早計です。
一方で、「下読みさんと相性が悪かっただけだ」と考えて終わるのも困ります。それでは、次の作品に何も生かせません。
まず分けて考えてほしいのは、「なぜ落ちたか」と「何を良くできるか」です。
詳しい講評がなければ落選の理由を正確に知るのは難しいでしょう。しかし、自分の原稿を見直して、改善できる点を探すことはできます。わからない選考事情を想像するより、こちらに時間を使ってください。
最初に確認したいのは、応募先との相性です。
以前にもお話しした「カテゴリエラー」になっていなかったでしょうか。その賞が求めるジャンルや読者層と、自分の作品がずれていないかということです。自分が出したい賞だからという理由だけで応募しても、読者の求める面白さが違えば受賞は難しいものです。
募集要項を読み返し、そのレーベルの作品も読んでみてください。受賞作を読むときは粗探しをするのではなく、「どんな読者が、どこを面白がる作品なのか」を考えましょう。そこが見えないまま応募を繰り返しても、なかなか先へは進めません。
次に確認するのは、自分が面白いと思っている部分を、読者にも伝えられているかです。
作者はキャラクターの過去も世界の仕組みも知っています。しかし、初めて原稿を読む人はもちろん知りません。作者の頭の中にあるだけの情報を、読者が補ってくれるわけではないのです。
たとえば、主人公を「口は悪いけれど、本当は優しい人」にしたとします。ところが、原稿では他人を怒鳴っているだけで、優しさが見える場面がない。それでは、ただ嫌な人に見えても仕方ありません。
「本当は優しい」と設定を説明するだけでなく、嫌味を言いながらも困っている相手を助ける。そのような行動で、読者にもわかるようにする必要があります。
また、「後半まで読めば面白くなる」と思っていないでしょうか。後半に見せ場があるのは良いのですが、そこまで読みたいと思ってもらう工夫は、冒頭から必要です。
設定を順番に説明しているばかりで主人公がなかなか動き出さない。そんな作品になっていないか、確かめてみましょう。
講評や評価シートをもらえた方は、点数だけでなく指摘の中身をしっかり読んでください。
「主人公の印象が弱い」と書かれていたから、変わった設定を追加したり会話文を見直してみたりしましょう。
また、主人公はきちんと自分で決断し、行動していますか? あるあるなのが、クライマックスの問題解決や決断を主人公以外のキャラクターが行っていることです。これでは主人公の印象が残るわけがないですね。
何を直せと言われたかだけでなく、なぜそう読まれたのかを考えましょう。
自分で判断しないまま指摘の通りに書き換えるのでは、次の作品でも同じところで困ってしまいます。
そして、悪い点ばかりを集めないこと。褒められた部分は次作でも生かしたい部分です。弱点をなくそうとするあまり、自分の得意なところまで薄めてしまってはもったいないでしょう。
自分では課題が見つけられない場合は、応募するジャンルに詳しい専門家に講評を頼む方法もあります。耳が痛くても具体的に直せそうなところを指摘してもらいましょう。
では、落選した作品は書き直し、もう一度新人賞に応募すべきでしょうか。
基本的には、私は新作を書くことを勧めています。1つの作品を何度も直して応募するより、別の主人公・別の設定で、もう1作最初から最後まで作ってみてほしいのです。そこで初めて、前の作品では気づけなかった自分の癖が見えることもあります。
もちろん、直す練習に意味がないわけではありません。冒頭を組み替えて読み比べるなど、課題を絞った練習はできます。ただし、それで新作を書く手が止まってしまわないようにしてください。
落選作は消さずに保存しておきましょう。いずれデビューしたときに出版できるかもしれません。
最後に、次作へ進む前に簡単なメモを作ってください。
「今回うまく書けたこと」「改善したいこと」「次の作品で試すこと」。
それぞれ1つずつで構いません。
「もっと面白くする」では漠然としています。「主人公が自分で決断する場面を作る」など、実際に書くときに使える課題にしましょう。
そして、次の1作をいつまでに完成させるかを決める。仕事や生活に合わせて、続けられる予定を立ててください。
プロを目指すなら、受賞した1作だけで終わるわけにはいきません。次も、その次も書くことになります。
落選した作品から学んだことを使って、もう1作書く。その積み重ねを、今から始めてほしいと思います。