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小説の賞に応募する原稿の書き方|ルール・マナーをプロが徹底解説

小説の新人賞にはじめて応募するけれど、何をどうすればいいのかわからないとお悩みの方もいるでしょう。新人賞に応募するにあたっては、基本的なルールやマナーがあります。

今回は応募する原稿の書き方から、提出にあたっての注意点などを詳しくご紹介します。さらに新人賞突破のコツについてもおさらいしていきましょう。

まずは応募要項・レギュレーション(規定)を熟読しよう

応募原稿のレギュレーション

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小説の賞に応募するなら、まず「レギュレーション」を読み込むことからスタートしましょう。しっかり読んで把握しておかないと規定に反していまい、原稿を読んですらもらえない可能性もあります。

特に重要なのは「締め切り」「枚数」「作品の条件」「送るときの形式」などです。面倒がらずに何重にもチェックしましょう。

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応募する原稿の書き方・注意点

応募する原稿の書き方にもそれぞれの賞によって細かい規定があります。必ずよく読んで把握しておきましょう。

原稿用紙・書式の注意点

応募する際の原稿用紙や書式を細かく規定しているケースは多く見られます。用紙はA4サイズの普通紙が指定されるのが一般的。感熱紙は摩擦などで読めなくなる可能性があり、禁止しているところが多い傾向です。指定がなければ「A4普通紙」と覚えておきましょう。

他にも応募要項の字数と行数には、以下の書式がよく指定されます。参考にしてください。

20字×20行(1枚400字)
20字×40行(1枚800字)
30字×20行(1枚600字)
30字×40行(1枚1200字)
40字×30行(1枚1200字)
40字×40行(1枚1600字)

ワープロソフト設定の注意点

文書作成ソフトウェアとしてwordを使っているなら、注意すべきことがあります。それは「設定」や「文字数のカウント」などです。要注意のポイントを詳しくみていきましょう。

【設定について】

基本的にフォントは「明朝体」を使うのが一般的です。太さのある文字やデザイン的に凝った文字を選ぶと、「印字したときにつぶれる」「読みにくい」などの問題が起きることがあります。

また原稿用紙のマス目などのレイアウトは、不可としている賞もあるため、使わないのが賢明です。400字詰め原稿用紙に印字したり、枠線を作るのも避けるようにしましょう。印刷時のズレやレイアウトの崩れがあると、読みにくくなる場合が多いからです。

印刷後、原稿を綴じるケースも多いので、余白は余裕をもって設定しておきましょう。

また文字サイズは基本的に10ポイント以上が読みやすいとされています。特に指定がない場合は参考にしてください。

【文字数のカウントについて】

1ページ当たりの文字数・行数が一定になるように注意しましょう。ちゃんと指定したつもりでも、ソフトによっては自動的に文字数・行数を調整してしまう機能がある場合も。自動調整機能は切っておくのがいいでしょう。

書体名に「P」がついているものは「プロポーショナルフォント」です。このフォントには、見た目をバランスよくするため、自動で字間を詰める機能があります。そのため文字数のカウントミスが起きやすいので注意しましょう。

応募原稿の原稿「ふりがな」はどうする?

児童文学や若年向けのエンターテインメント小説の賞に送る場合でも、特にふりがなをふる必要はありません。

ふりがなは基本的に、作者ではなく出版社が判断してふっているものです。ただし作者が名付けた地名や人名といった固有名詞など、選考委員が読めない可能性がある場合はふりがなが必要です。

とはいえ、ふりがなをふらないと誰も読めないような難読漢字を使うと、作品の印象を悪くしてしまうこともあります。むやみに難しい漢字を使わない工夫が必要でしょう。

応募する原稿は縦書きか横書きか

指定がない限り、基本的に縦書き原稿にするのがオススメです。規定から外れない場合は、横書きだとしても、それが理由で選考外になることはありません。しかしほとんどの応募原稿は縦書きが基本です。

選考者の読みやすさに配慮すると、やはり縦書きにしておくのが無難なのではないでしょうか。

応募原稿は保存しておこう

パソコン原稿の場合、選考が進んだときや受賞時にデータの提出を求められるケースがあります。あとから言われて慌てることのないよう、データは送った原稿と同じ状態で保存しておきましょう。

手書きの原稿ってどうなの?

手書きの原稿

応募要項に「手書き原稿不可」の記載がなければ、原稿が手書きだという理由で落ちることはありません。

しかし選考者は短期間のうちに多くの作品を読まなくてはいけません。そのため原稿が読みやすいことは、とても大切な要素になります。

また入賞したあと、小説を刊行する段階になると、再度原稿にチェックが入ります。このとき「手書き原稿」では、チェックや修正の場所が分からなくなってしまうこともしばしば。編集者側でもデータ化するために打ち直す仕事が発生し、余計な手間をかけることになってしまいます。

基本的に小説家と編集者間で行われる原稿のやりとりはメールが主流のため、原稿もデジタルの方がスムーズにやり取りできます。これらの面から手書き原稿はかなり不便だといえるでしょう。

小説の賞に応募しよう、プロになろう、という方は早めにデジタルへの移行をオススメします。

応募する小説のあらすじ・梗概の書き方

小説の賞で必ず提出を求められるのが梗概(こうがい)です。梗概とは「あらすじ」のこと。物語全体の「要約」をしたものです。

あらすじといっても読者の好奇心を煽るためのものとは違います。あくまで選考委員が小説の内容を知るためのものと認識し、以下の注意点に気をつけて書きましょう。

あらすじの文章は原則「三人称」が正式な書き方

小説は一人称で書いていても、あらすじは三人称にするのが基本です。三人称にすると全体を俯瞰した文章が書けるので、説明がしやすく、読んでいる方も理解しやすくなります。

レギュレーションに指定された文字数を守る

まず応募規定に反したあらすじはNGです。文字数などは応募規定で明確に指定されていますので、必ず従うようにしましょう。

通常、800字を指定されている場合がほとんどです。一部の賞では400字~1000字や1000字以内などの指定もあります。

既定の文字数を大きく超えたり、足りなかったりしないようカウントし、そのなかでしっかりと作品の魅力を伝えられるよう工夫しましょう。

初めから終わりまでしっかり書く|プロットが役立つ!

応募作品のあらすじは、作品の始まりから終わりまでストーリーがよくわかる内容にしましょう。作品の起承転結をしっかり押さえて書くのが重要です。

文字数が決まっているとはいえ、作品のストーリーを箇条書きにしただけの事務的な文章にならないように気をつける必要もあります。

どう書けばいいか迷った場合は以下を参考にしてください。

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重要な部分を抜き出す方法

まずストーリーを箇条書きにします。そこから大事だと思う部分をピックアップ。選んだものから優先して書いていく方法です。

プロットを使った方法

本文だけでなく、あらすじを書くときにも参考にできるのは「プロット」です。プロットとはストーリーの設計図。小説を書くときの道しるべとして使ったプロットを、選考者に向けたあらすじとしてリライトしてみるのもオススメの方法です。

選考委員に向けたわかりやすい文章を心掛ける

あらすじを書くときに大切なのは「誰に向けたものなのか」を念頭に置くことです。新人賞に応募するのなら、「選考委員にとって読みやすい内容」を考えましょう。

選考委員は、あらすじを読みながら著者の筆力を見ていることもあります。手抜きをして書いたあらすじのために、全体の評価が悪くなってしまうことも無いとはいえません。

あらすじを書く目的は、選考委員に作品の面白さ、小説家の個性(作家性)などの魅力を選考委員に伝えることです。本文と同じようにじっくり考えて書いていきましょう。

応募原稿の表紙・タイトルの書き方

タイトルは、原稿の表紙に要項に従い記入します。このとき特に指定がない限り、表紙は無記名にしておくのがいいでしょう。

一般的に表紙と必要事項を書く用紙は別にします。表紙の下に必要事項の紙を綴じる場合が多いようです。そのため表紙に氏名を記入する必要はありません。

応募原稿は、個人情報保護の観点から表紙と必要事項の頁を外し、応募作品を番号で振り分け管理していることもあります。

筆者略歴・プロフィールの書き方・マナーは?

筆者略歴プロフィールの書き方

略歴の正しい体裁は、応募要項を確認しましょう。プロフィールには、一般的に以下のような項目の記入が指示されます。

【プロフィール】
筆名(ペンネーム)
原稿枚数
郵便番号
住所
氏名(本名)
生年月日
年齢
性別
電話番号
電子メールアドレス
略歴

氏名には、必ずフリガナを入れるようにしましょう。略歴には、最終学歴と現在の職業を書きます。

応募要項にある項目は、書くことが何もなかったとしても、必ず「無し」でもいいので書き込むようにしましょう。項目を省略するのはNGです。これは、記載に抜け漏れがあると思われるの防ぐためです。

略歴は就職活動に使う履歴書のように詳細に書く必要はありません。出身地や最終学歴、現在の職業、受賞歴などを記載します。

受賞歴については、入賞したものだけを記載しましょう。ただし募集要項に「応募歴」とある場合、「~賞~次選考通過」という履歴を記します。

略歴が選考に影響することはないので、細かく書いても有利になりません。求められている項目を淡々と記載しましょう。不必要な情報をたくさん載せていると、マイナスの印象を与えることもあるので注意が必要です。

また募集要項で記載されている必要な情報が書かれていないと、選考の対象外となってしまう場合もあります。過不足なくきちんと書くことを意識してください。

ページ表記の書き方

原稿にページ表記(ノンブル・ページ番号)を入れることを規定している賞は多いので、応募要項を確認しましょう。

規定になかったとしても、印刷後に落としてバラバラになってしまった際にわからなくなるケースもあるため、自分の管理用としてもページ表記は入れておくのがいいでしょう。

Web入稿と郵送どちらが有利?

Web入稿と郵送

規定がない限り、Web入稿と郵送、どちらかが有利なわけではありません。

ただしWeb入稿を受け付けているところはWeb入稿する方が管理の手間がかからず、親切でしょう。

プロの小説家になったら、ほとんどの場合はPCで書いてデータで入稿します。そのため最初からWeb入稿やメールでの入稿という方式に慣れておくのがおススメです。

応募原稿を入れる封筒の書き方

郵送するなら、原稿を折らなくていいようにA4用紙がすっぽり入るサイズのものをチョイスしましょう。レターパックであればサイズ感はぴったりです。

封筒には原稿を直に入れてOK。開封したらすぐ読み始められる状態にしておくのが親切です。

出版社にはたくさんの応募原稿とそれ以外にも多くの郵便物が届きます。他の郵便物に紛れて読んでもらえなかった……とならないように、一目見て応募原稿であることがわかるように心がけましょう。

応募封筒の書き方

  • 縦書きならば封筒の左側、横書きならば下側に、「応募原稿在中」等、一目で応募原稿だとわかるように朱書きする
  • 宛名の最後には必ず「御中」をつける
  • 裏面には「送り主の住所と名前」「作品名」を記載する

以上に気をつけて封筒に必要事項を書きましょう。

応募原稿の綴じ方

一般的によく知られているのは、原稿の右上にパンチで穴をあけ「とじひも」で綴じる方法です。またダブルクリップで綴じることが指定されている場合もあります。応募要項をチェックし、間違いのないようにしましょう。

応募原稿の綴じ方

応募原稿でやらないほうがいいこと

頑張って書いた原稿なのだから、ぜひ読んで欲しいという気持ちは誰しもあるものです。しかし熱意が過ぎて、余計なことをしてしまうのはNG。

選考委員やスタッフに余計な手間をかけてしまうことになりかねません。応募時にやってしまいがちなNG行動をみていきましょう。

イラストなど、規定に無いものを添付する

イメージイラストや、登場人物の一覧表、物語の舞台の地図……ついつい小説の魅力を伝えたい一心で添付したくなる気持ちはわかりますが、やめておきましょう。

応募要項にない添付は全て、選考委員の印象を悪くする可能性があります。同様に、
意気込みや自己PR、作者の写真なども選考の対象外。

大量の原稿を管理しなければならないスタッフに、余計な仕事を増やすべきではありません。

原稿の文字の装飾をする

「登場人物のセリフの書体をかわいく変える」「キャラクターイメージに合わせて色を変える」「重要な部分を太字にする」などはやめましょう。変わったことをすると注意が逸れ、読みにくくなってしまいます。

そればかりか、最終選考のためにすべての候補者の原稿を同じ書式にそろえる場合も多く、その努力は水の泡になることも多いのです。

なにより、分かりやすく書き分ける文章力や表現力が無いと判断される可能性もあるため、オススメできません。

新人賞突破のコツをご紹介|応募前のチェックリスト

新人賞に応募する原稿

応募の前にしっかりと原稿をチェックし、作品の完成度をあげるのは大切なことです。以下でご紹介するチェックリストを参考にもう一度作品を推敲し、万全の状態で応募できるようにしましょう。

一次選考で落選ばかりの人にありがちなこと

どうしても一次選考を通過しない、という方は以下の部分が原因かもしれません。もう一度見直してみましょう。

【その1】カテゴリエラー

  • その賞を主催するレーベルが求めている方向性と作品が合致していない

どんなに面白い作品でも、レーベルのカラーと合わなければ落選してしまいます。応募するレーベルがどんな作品を求めているのか、過去の受賞作品や人気作品を調べておきましょう。

※小説の「ジャンル」について、詳しくはこちらの記事をご覧ください
あなたの作品はどの新人賞でデビューを狙える? 小説ジャンルの種類と特徴、総まとめ

【その2】文章が読みにくい

  • 基本的な文章ルールに沿っていない

スムーズに読めて、理解しやすい文章になっているでしょうか。小説文章のルールを無視してしまっていないか確認しましょう。

※小説文章の基本ルールについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください
小説文章の書き方と原稿執筆の基本ルール

【その3】説明が多い

  • 情景描写や心情描写がうまくできておらず、説明臭い文章になっている

説明ばかりが続く文章は、読者にとってつまらないものです。ほどよく情景や心情の描写を使って、イメージが伝わる文章になっているでしょうか。

※情景描写、心情描写のコツについて詳しくはこちらの記事をご覧ください
伝わる風景・情景描写の書き方

【その4】そもそも話になっていない

  • 完結していない、物語の形になっていない

当然ですが、「つづく……」で終わるような作品では、一次選考を通過できません。きちんと物語をはじめから終わりまで書けているかは重要な評価のポイントになります。シリーズものが書きたいとしても、応募する小説はしっかりラストまで書ききりましょう。

近年の新人賞は応募作品のレベルが高い傾向にあるため、上記をクリアしたうえで「何か1つ光るものがある」ことが重要です。よくある無難な作品になっていないか、自分にしか書けないものか、じっくり推敲しましょう。

※新人賞一次選考突破のコツについて詳しくはこちらの記事をご覧ください
新人賞突破法|一次選考に通らない! がなくなる方法

応募前のチェックリスト

作品を応募する前に、最低限以下の項目がクリアできているかチェックしておきましょう。

【応募作品について】

✔基本的な文章ルールが守れているか
✔ストーリーや設定に大きな矛盾がないか
✔きちんと完結しているか
✔キャラクターに共感できるか
✔レーベルの求める方向性と作風が合致しているか

【応募要項について】

✔レギュレーション(応募規定)に沿っているか
✔必要事項の記入漏れはないか
✔あらすじは最初から最後まで書けているか

新人賞の各段階で重要視されることは?

新人賞の選考はどのような基準で行われているのか、応募者にとっては一番気になるところでしょう。一般的な新人賞では、「一次選考」「二次選考」「最終選考」が設けられています。それぞれの段階で評価されるポイントをみていきましょう。

【一次選考】

一次選考で重視される点は、 作品としてきちんと仕上がっている上に、なにか一つ目を引く武器があること。読んでいてストレスを感じない、スムーズに読めるかどうかも大きなポイントになっています。

【二次選考】

二次選考では、高い水準の文章力やストーリー構成力があるかどうかがみられています。もちろん、作品に魅力をもたせる「武器」についても一次選考の時よりさらに厳しくチェックされます。

【最終選考】

最終選考では「作家性」があるか、読者を引き付ける魅力があるかが判断されます。応募者のなかだけでなく、すでに活躍しているプロ小説家と肩を並べるどころか、一歩前に出られるような強い個性が求められるのです。

応募の前にもう一度しっかり推敲・校正しよう!

長編小説を書く場合、本来は原稿を書きながら同時進行で推敲・校正を行いたいものです。毎回書き始める前に、前回書いた分を見直しながら執筆を進めていくのが効率的でしょう。

原稿を書き終えたら、最後に仕上げた作品を客観的に見直し、推敲・校正をしましょう。編集者、選考委員の目線を想像しながら、自分の作品を読み直してみるのが大切です。

※長編小説の推敲・校正のコツについて詳しくはこちらの記事をご覧ください
長編にも使える! 小説の推敲・校正のポイントとコツ

やっぱりプロに講評してもらうのがデビューの近道!

渾身の作品を新人賞に応募するのですから、まずは一次選考突破を狙っていきたいものです。そのためには作品のクオリティーを少しでも上げることが必要です。

せっかく頑張って書いた作品なのですから可能な限り研ぎ澄ましてから提出したいもの。

自分で推敲を重ねるのも大事ですが、なかなか自分では客観的に見られないことも多いのではないでしょうか。

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プロ小説家志望のあなたへ

小さな頃からずっと小説が好きで、自分でも書きたいのになかなか最後まで書けなくて……と、悩む小説家志望者のK子さん。小説家になりたいけれど自分には才能がないのではとモヤモヤした日々を過ごしているそう。そこで今回はAmazonランキング第1位を獲得した「物語を作る人のための 世界観設定ノート」の著者、鳥居彩音さんにお悩みを聞いてもらうことにしたようです。
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監修|榎本 秋

1977年東京生。2000年より、IT・歴史系ライターの仕事を始め、専門学校講師・書店でのWEBサイト企画や販売促進に関わったあと、ライトノベル再発見ブームにライター、著者として関わる。2007年に榎本事務所の設立に関与し、以降はプロデューサー、スーパーバイザーとして関わる。専門学校などでの講義経験を元に制作した小説創作指南本は日本一の刊行数を誇っており、自身も本名名義で時代小説を執筆している。

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